【今日のQ&A】関数の記述と例題解説【PHP】

こんにちは、@codeship_techです。

授業内でPHPの関数についての質問がありました。

普段のプログラミングの勉強内だけではなく、実際の開発でも関数は必ず使われるものです。

今回はPHPでの解説ですが、関数に関してはどの言語であっても概念や用途は同じですので理解した上でたくさん使う練習もしてみてください!

関数ってどうやって動いているんですか?

PHPにおける関数の基本的な記述は
function 関数名 (引数, …) {
    処理したいコード
}

関数名には、任意の文字列を指定します。
引数には、0個以上の変数を指定します。
処理したいコードには、関数実行時に処理させたい内容を指定します。

以下のようにして、関数を呼び出すことができます。

関数名(引数, …);

このとき、関数名には呼び出したい関数と同じ名前を指定します。
引数は、呼び出したい関数と同じ数の引数を指定します。
簡単な例を見てみましょう。

3つの値を足し合わせた結果を返してくれるsum関数です。
function sum($num1, $num2, $num3) {
    return $num1 + $num2 + $num3;
}
echo sum(1, 2, 3);

上記の結果、画面には「6」と表示されます。

ちなみに、returnによって関数の呼び出し元(今回の場合はsum(1, 2, 3))に値を返しています。

処理の流れは以下の通りです。

  1. sum(1, 2, 3)でsum関数が呼び出される
  2. $num1に1, $num2に2, $num3に3が代入される
  3. return $num1 + $num2 + $num3;の結果(今回の場合は6)が関数の呼び出し元に返される
  4. sum(1, 2, 3)が、戻り値である6に置き換わる
  5. echoによって画面に表示される

関数の基本をしっかりと理解して、学習を進めていきましょう。

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